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普通自動二輪免許取得、バイクの重心の掛け方で決まる8の字とスラローム攻略のコツ

2017年10月28日

こんにちは。

今回は、
普通自動二輪の教習項目「8の字とスラローム」の体験談についてご紹介します。

8の字とスラロームの教習では、曲線のコースをバランスよく走りぬける練習を行います。

本記事では次のような流れで進めていきます。

  • 8の字の練習内容とポイント
  • スラロームの練習内容とポイント

バイク教習、8の字の練習内容とポイント

8の字の練習内容

私が通っていた教習所を例にご紹介します。
といってもどこの教習所でも同じです。
8の字の練習は文字通り、8の字を描くようにバイクを運転する練習です。

8の字コースの道幅はクランクコースと同じ2m程度しかないですが、直角のクランクのに比べるとやさしいです。

8の字をパスするポイント

私が意識した8の字をパスするポイントをご紹介します。

8の字のポイント

  • ギアは2速でOK
  • アクセル操作はリズミカルに

ギアは2速でOK
8の字のギアは2速です。
速度も時速30kmを超えることはありませんので。

アクセル操作はリズミカルに

  • 【曲がる直前】すばやくアクセルレバーを戻して減速
  • 【曲がっている途中】エンジンの力を使わずに惰性で走行
  • 【曲がり終わった瞬間】アクセルを回して加速

アクセル操作はリズミカルに行います。
イメージトレーニングが役に立ちます。

バイク教習、スラロームの練習内容とポイント

スラロームの練習内容

私が通っていた教習所を例にご紹介します。
といってもどこの教習所でも同じです。

スラロームの練習内容

  • 並んだパイロンのすき間を走り抜ける
  • 指定タイム以内で走行する

並んだパイロンのすき間を走り抜ける
4.5m間隔でパイロンが進行方向に左右、交互に並んでいます。
このパイロンのすき間をパイロンを倒さずに走っていく練習です。
ちなみに全長は27mです。

指定タイム以内で走行する
ゴールする目安のタイムがあります。
これを超えると、検定試験では減点になります。

大型二輪・・・7秒以内
普通二輪・・・8秒以内
普通二輪(小型)・・・試験不要

スラロームをパスするポイント

私が意識したスラロームをパスするポイントをご紹介します。

スラロームのポイント

  • 視線は常にひとつ先のパイロンを見つめる
  • アクセル操作はリズミカルに
  • 車体の重心を低く、安定させる
  • ブレーキはなるべく使わない
  • ギアは2速でOK

視線は常にひとつ先のパイロンを見つめる
目の前のパイロンに視点を向けてしまうと、どうしてもパイロンへの侵入角度が高くなってしまい、パイロンとの距離が縮まり、倒してしまいます。
走行中は目の前のパイロンではなくひとつ先のパイロンを見るようにしましょう。
次から次にくるパイロンへ自然に高めの角度で入れるようになります。

アクセル操作はリズミカルに

【曲がる直前】すばやくアクセルレバーを戻して減速
【曲がっている途中】エンジンの力を使わずに惰性で走行
【曲がり終わった瞬間】アクセルを回して加速

8の字と同じなんです。
実は8の字はスラロームのためにある練習なためですね。
なので8の字の時と同じでアクセル操作はリズミカルに行います。
イメージトレーニングが役に立ちます。
ちなみに上の曲がっている途中というはパイロンを中心に曲がっている時のことです。

車体の重心を低く、安定させる
別の教習課題でも繰り返し紹介していますが、あらためて、確認しておきましょう。
シートとお尻の隙間を1mm開ける意識を常にもつ」
ステップバーに自然に全体重がかかるので、車体の重心が低くなり安定します。
スラロームの時も役に立つ訪欧です。

ブレーキはなるべく使わない
できるだけブレーキは使わず、アクセルのオン・オフと体重移動だけで最後まで通過することがベストです。
ブレーキを頻繁に使う人はまず、パイロンへの侵入がうまくいかず倒してしまいます。
どうしても、態勢の立て直し等でブレーキが必要な場合は、後輪ブレーキのみ使用しましょう。
前輪ブレーキは使用してはいけません

ギアは2速でOK
スタートからゴールまで2速固定でOKです。
速度が時速30kmを超えることはありませんので。

以上がスラロームをパスするコツになります。
スラロームは基準のタイムをオーバーしても減点対象にはなりますが、即不合格にはなりません
パイロンを倒したときもやり直しにはなりますが、減点対象にはなりません。

「パイロンを倒さずにできるだけ早く通過する」この一点につきます。
8秒なんて、あっという間です。

最後に

8の字とスラロームの体験談についてご紹介してきました。

最初の8の字は他の教習項目に比べると簡単な部類に入りますが、今回、ご紹介したような注意すべき点も多いので、甘くみないで、気を引き締めていきましょう。

次にご紹介したスラロームは一本橋、クランクに続いて難しい印象ですね。
でも、卒業する頃にはそういった考えもなくなっています。
そのためには今回、紹介したポイントを実践してもらいたいです。

以上、8の字とスラロームの教習体験談のご紹介でした。

次回はいよいよ卒業検定時の体験談について「卒業検定のコースなどの内容についてレビュー」の中でご紹介します。

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