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普通自動二輪免許取得、重心の掛け方で決まるクランクコース攻略のコツ

2017年10月25日

こんにちは。

今回は
普通自動二輪の教習項目「クランク」の体験談についてご紹介します。

クランクの教習では、幅が2m程度の直角に曲がる道をすり抜ける練習を行います。
卒業検定のクランクは転倒してしまうと不合格が決まってしまうので、転倒しないことが必要です。

普通自動二輪、クランク走行の手順とコツ

教習所で教わるクランクの通過手順は次のとおりです。

クランク走行の手順

  • クランクに入る前、十分速度を落とし、低速ギアに変える
  • クランク走行中、外側寄りを走行、二—グリップ、低速でバランスを保つ
  • クランクを出る時、一時停止して、左右の安全を確認

上の手順どおり、できればよいのですが、上だけの説明だけでできる人は少ないです。
そこで、私が意識したポイントをご紹介します。

step
1
クランクに入る前、十分速度を落とし、低速ギアに変える

クランクに入る前、十分速度を落とし、低速ギアに変える
クランクに入る前に成功イメージを頭に浮かべます。
私の場合、「自分ならできる!!」と暗示をかけました笑

十分速度を落とし、1速か2速に入れます。
教習所によって1速にいれるか2速にいれるか変わります。
私の通った教習所では2速でした。

あと、他の記事でもおすすめしているのですが、車体を安定させるためにシートとお尻の隙間を1mm開けるイメージで力を入れます。
するとステップバーに力が集中してかかり、意識しなくてもバイクの重心が低くなり、車体が安定します。
クランク出口まで、続けます。

step
2
クランク走行中、外側寄りを走行、二—グリップ、低速でバランスを保つ

クランク走行中は
内輪差を考え、外側寄りを走行する
二―グリップ、低速でバランスを保つ
曲がり角では内輪差を考え、外側寄りを走行します。
ここでどうやって徐行運転するかですが、2つの方法があります。

1つ目の方法は断続クラッチで徐行運転
2つ目の方法は鬼の半クラッチ+後輪ブレーキの組み合わせで徐行運転

断続クラッチはクラッチの接続と切断を繰り返すことです。
断続クラッチで注意したいことは接続を続けてしまうと速度が出て、狭い壁に衝突してしまいます。

鬼の半クラッチ+後輪ブレーキはクラッチを操作しない分、断続クラッチよりもリスクが少ない方法です。
歩くスピードで進むぐらいの半クラッチ状態を維持したまま、後輪ブレーキで速度調整します。
私は鬼の半クラッチ+後輪ブレーキで乗り切りました。

二―グリップは股でタンクを挟むことですが、前に紹介したシートとお尻の隙間を1mm開けるを実践していただければ、自然にニーグリップになっていると思います。

step
3
クランクを出る時、一時停止して、左右の安全を確認する

クランクを出る時は一時停止して、左右の安全を確認します。
一時停止する時は、クラッチを完全に切って、前輪ブレーキと後輪ブレーキを完全にかけます。
以前の教習課題の「発進と停止」ができていれば、特に問題ありません。
ちなみに平地での停止手順が心配な方は次の記事で復習してくださいね。
発進と停止~40代普通自動二輪免許取得

普通自動二輪のクランク走行攻略のコツは日々のイメトレが重要

クランクの難しい点は幅が2m程度しかないすき間を人がゆっくり歩くスピードで徐行するところです。

クランクをパスする上で欠かせないポイントがご紹介した技術的なポイント以外にあります。
パニックにならないことです。
特に断続クラッチで走行していると、前に進んでいないのではないかと不安になって、慌ててクラッチを完全に接続してしまって、転倒してしまうことがよくあります。

他の記事でもおすすめしているんですが、難しい課題は日々のイメージトレーニングが効果的です。

また、各教習日の最初の運転感覚を取り戻すために2、3周走らせてくれる慣らし運転の時に断続クラッチでバイクが前に進む感覚を取り戻すことも効果的です。

あとは教習中、どんどん転倒して断続クラッチでバイクが前に進むことを感覚を体に覚え込ませまるのも効果的です。

次回は一本橋コース教習時の体験談について「普通自動二輪免許取得、一本橋の攻略のコツ」の中でご紹介します。

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