簿記検定

簿記ど素人な私が日商簿記3級の独学合格までに利用したテキストのご紹介

約 9 分程度(目安)で読むことができます。

本日11/19は第147回日商簿記検定試験日でした。
それはさておき、今回は日商簿記3級テキストセットについて紹介したいと思います。

簿記自体全く知らない方が独学で日商簿記3級取得するためのテキストとして次の2つの書籍を紹介します。

私自身が利用し、日商簿記検定3級に合格することができたテキストでもあります。

テキストに触れる前に日商簿記検定について簡単に補足説明させていただきます。

その後、今回、ご紹介するテキストの内容、特徴について取り上げていきます。

日商簿記3級とは

日商簿記3級の内容

ウィキペディアによりますと、

「日商簿記検定(にっしょうぼきけんてい)とは、商工会議所法(昭和28年法律第143号)第9条第9号の規定に基づき日本商工会議所および各地商工会議所が実施する検定試験(商工会議所検定試験)のうち、簿記に関する技能を検定するものを指す。」

私自身、当初は国家資格に分類される試験だと思っていましたが、厳密には公的資格に区分されます。

その歴史は古く1954年11月21日に第1回が実施されたとあり、ほぼ半世紀以上の歴史をもち、国内で代表される資格のうちの一つにあげられています。

日商簿記3級の試験会場に行くと、制服姿の高校生が集団となって受験にのぞむ風景を見るケースがあるかもしれません。

おそらく商業高校の学生たちで、日商簿記の2級と3級の受験が義務づけられていると思われます。

といっても試験会場には高校生だけでなく、個人商店などを営む人、兼業主婦?など、結構、大人な受験生も多いです(私もその一人です)。

日商簿記3級を合格する利点

日商簿記検定3級を取ると、次のような利点が考えられるでしょう。

  • 株式会社の決算報告書(損益計算書、貸借対照表など)の内容がぼんやりと理解できる。

    株式会社の決算報告書を深く読み解くには日商簿記2級レベルの知識が必要ですが、日商簿記3級レベルでも理解しようと思えば可能です。
    ちなみに個人商店などの個人事業者の決算報告書の作成は日商簿記3級の知識で十分だといわれています。
    日商簿記2級と日商簿記3級は基本的な解き方は同じだからです。
    異なる点は勘定科目と呼ばれる決算報告書を作成するために用いられるものの種類の数です。
    2級の方が取り扱う勘定科目の種類はかなり多いですが、それら勘定科目を理解すれば、3級の考え方でも十分、会社の決算報告書を読み解くことができると思っています。

  • 個人商店の確定申告を主導的に行うことができる。
    正確には税金がお得になるように確定申告することができるようになります。いわゆる青色申告と呼ばれています。
    対するものとして白色申告がありますが、一般的に青色申告のほうが納めるべき税金が少なくて済みます。
    白色申告が税務署に言われるがままのざっくりとした計算の仕方で税金が決まるのに対し、青色申告は自分で商売にかかった経費や資産、収益などを事細かく正確に記録することで必要最小限の税金のみ払うことが可能になります。
    また青色申告を選択するだけで無条件に約60万円の控除も受けられます。

日商簿記3級を独学で合格する方法、私が利用したテキストなど

マンガでやさしくわかる日商簿記3級(日本能率協会マネジメントセンター)

私のような簿記素人の人間が正攻法でがっちりと内容がかたい簿記の教科書で学習を進めても、結構、途中で挫折または長続きしない人が多いと思います。私がそうでした。

そこで、私はどうにかして実生活にあてはめて理解する方法がないか調べていたところ、
同「マンガでやさしくわかる日商簿記3級」という書籍を見つけました。

マンガを取り入れた簿記テキストは意外に少なくないですが、
私の感想としては、多くが、現実の世界とはかけ離れた想定でのストーリー(登場人物が動物、利用される金額が子供のおままごとのような到底、実際の商売では考えられない程、小さい金額等々)となっていて、
今一、マンガという直感的な利点を感じることができないものが多いというのが率直な感想でした。

しかし、今回、ご紹介する「マンガでやさしくわかる日商簿記3級」の中身の内容は現実の世界にもよくあるようなシーンを忠実に再現していて、
ストーリーもドラマ仕立てになっており、簿記の学習をしながら、同時にストーリーを楽しむことができるようになっています。

参考までにストーリーの内容を少し紹介しますと、
ある大手株式会社の本社に勤める若手社員が失敗をしでかした関係で、子会社(個人商店)に社長として出向(左遷)させられます。
ただの出向ではなく、本社に戻ることができる条件として簿記3級に合格しなければならず、できなければ、そのままリストラの危機にさられてしまうため、簿記3級の合格のため、悪戦苦闘するという流れになっています。
出向先の個人商店の経営に関わるストーリーの流れにあわせて、関係する簿記3級の学習内容が取り上げられます。
同書籍を私は3回、読み返した後、過去問題に取り組むと、簿記3級の内容がほぼカバーされていることを実感しました。
あくまで私の考えですが、簿記3級までの内容でしたら、同書籍だけで必要な知識が習得できたと思っています。

よくわかる簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記3級(TAC出版)


前述の「マンガでやさしくわかる日商簿記3級」で簿記3級の全体のしくみ、知識をひととおり理解できたら、後はひたすら過去問題集を解くことで、十分、合格できると思っています。

日商簿記3級の試験では、難関な問題はまず出題されず、素直な問題ばかりです。
過去問題でしっかり準備しておくと、当日、一見、見たことがあるような問題に感じることがある程、素直な問題ばかりです。

日商簿記3級は過去問題集が解けるようになれば、まず問題なく合格できるでしょう。
しかし、それがゆえ、日商簿記3級ではとりこぼしは致命傷になります。

合格ラインは70%の正答率と一見、そんなに高くないように見えますが、途中の過程で計算ミスが発生すると、いもずる式にそれ以降の解答は不正解になり、合格ラインに届かないということもあります。

かといってあまりに慎重に時間をかけられる程、試験時間に余裕はありません。

日商簿記3級合格のためには、基本的な問題を、スピーディーかつ正確に解く力が必要になります。はじめて試験を受ける方は頭の片隅にでも覚えておいていただければと思います。

日商簿記3級は独学で合格できる試験

ゆきすぎかもしれませんが、
簿記という言葉自体聞いたことがないような素人の方でも今回ご紹介したような書籍を利用するなど、
次の手順を実践することで日商簿記3級については十分、合格できる力が身につくと考えております。

  • 現実の世界と絡めることによって簿記全体のしくみを理解する。
  • 過去問題集で試験に慣れる。

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