PR FP技能検定

金融素人な私がFP3級合格のために利用したテキストや取得する目的や意味についてご紹介

2017年11月20日

今回はFP技能士3級のための教材について紹介したいと思います。
FP業務自体全く知らない方が独学でFP技能士3級取得するための教材として次の書籍を紹介します。

  • スッキリわかるFP技能士3級(TAC出版)

私自身が利用し、FP技能士3級に合格することができた教材でもあります。
教材に触れる前にFP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能士)について簡単に補足説明させていただきます。その後、今回、ご紹介する教材の内容、特徴について取り上げていきます。

FP3級の簡単な紹介

FPの正式名称はファイナンシャル・プランニング技能士

ウィキペディアによりますと、

「ファイナンシャル・プランニング技能士(ファイナンシャル・プランニングぎのうし)は、日本の国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(一般社団法人金融財政事情研究会およびNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)が実施する、ファイナンシャル・プランニング技能士に必要な技能に関する学科および実技試験に合格した者をいう。」

このようにファイナンシャル・プランニング技能士は国家資格に区分されます。

職業としてはファイナンシャル・プランナー(略してFP)と呼ばれることが一般的です。

仕事内容としてはウィキペディアによりますと

「顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。」とあります。

噛み砕いていいますと、お客様から資産運用や家計など主にお金に関する将来の相談を受け、最適な将来設計を提案するお仕事ということになります。

ファイナンシャル・プランナーを職業にしている人は主に金融関係の会社にお勤めの人または経験がある人が多いといわれています。

そしてこのファイナンシャル・プランナーと呼ばれる人たち向けの資格としてFP技能士試験1級、2級、3級があり、そのうち、私のような素人の方が受けられる試験は3級のみとなっています。

正確には3級の受験条件として「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」と定められています。3級に合格すると2級の受験資格が得られます(ちなみに1級では1年以上の実務経験が必要になります)。

FP技能士3級の試験会場に行くと、圧倒的に女性または若い男子学生の方が多いです。そのため、私のような中高年の人は少し、浮いた気持ちを頂くかもしれませんが、そこは図太く、気にせず、まりまししょう!!

FP3級を勉強する意味

FP技能士試験3級を取ると、次のようなメリットが考えられるでしょう。

  • 税金、資産、ライフプランなどのお金に関わる包括的な知識が身に着く。
    実際に職業のために資格取得を目的とするのであれば、現実的には2級以上が必要となりますが、実務経験がない場合、2級の受験資格を得るためには3級に合格する必要があります。
    このため、3級はファイナンシャル・プランナーの入門資格の意味合いが濃いと思われます。
    しかし、職業を目的とせず、国内での様々な資産に関する法律上のきまり(全体像)を把握するには同3級で必要十分だと思っています。
    私の場合、取得したいとおもった動機は会社の事務担当者任せだった納税、資産、保険などに関する法律的な知識を個人的にも行えるようになりたいと思ったためでした。特に定年後は自分で何もかもしなくてはなりません。FP技能士試験3級をもっていれば、国内でのお金に関する基礎的な法律知識がもてることになるので、老後に向けた準備としてもいいかなと思ったこともあります。
    個人的な見解ではありますが、FP技能士試験3級でお金に関わるマクロ的な知識(全体のしくみ)を身につけ、日商簿記3級(または2級)で実務的な知識を身につけることができれば、お金に関する様々な役所手続き、将来計画について個人で行える道がぐんと広がると考えています。

    FP3級で独学で合格する方法、定番テキストなどご紹介

    スッキリわかるFP技能士3級(TAC出版)


    FP技能士試験は学科試験と実技試験が分けて行われますが、実技試験のほうは自分の関心、希望にあわせて複数の分野(資産設計提案業務、個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務)から選択することができます。
    ちなみに私は実技は『個人資産相談業務』を選択しました。
    なお、FP技能士試験3級では学科、実技ともにすべてマーク式の解答形式です。
    話は戻り、今回、ご紹介する『スッキリわかるFP技能士3級』だけで試験に合格できる力が身につくと思っています。
    実際、私は本書だけでFP3級に合格することができました。
    本書の特徴としては次のような点があります。

    • 学科試験と実技試験の頻出ポイントに絞った内容
      学科試験と実技試験の両方のテキストと問題集を兼ねた教材なのですが、
      その内容はあくまで、試験に出る可能性があるものだけを重点的に取り上げているため、
      全体のボリュームは多くなくても、試験に合格するためのエッセンスが凝縮されている内容だと感じました。
    • 内容が固すぎず、読みやすい。
      内容がしっかりしているのにも関わらず、文言の表現が講義さながらの語り調の部分もあったりして、
      実際にTACで講義を受けているような感覚になり、頭に入って来やすかったです。

    このように書くと、試験のための資格で、実際の生活に役にたたないのではないかと疑問を感じられるかもしれないので、補足させていただくと、

    FP技能士試験は他の多くの資格試験の内容とは少し異なっていて、その当時の世情を反映した問題内容となっているので、そこで勉強した内容は実生活でそのまま活かすことができます。

    逆にいえば、FP技能士試験に合格しても継続的に新しい知識を取り入れていく姿勢がなければ、知らずのうちに身に付けた内容が実はもう古く使えなかったという可能性も否めない試験でもあります。

    FP技能士試験資格取得後も常に新しい法律など知識をブラッシュアップし続けていく必要があります(※)。
    ※指定試験機関のひとつである一般社団法人金融財政事情研究会にて合格すると、同研究会の有料会員となることで、知識のブラッシュアップのための様々なサービスプランを受けることができるようです。

    FP3級を取得する目的や意味、定番テキストのまとめ

    FP技能士試験3級の概要については次のとおりです。

    • 学科試験と実技試験(資産設計提案業務、個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務から選択)両方に合格する必要あり。
    • 学科、実技ともにすべてマーク式
    • 合格ラインは学科、実技ともに60%以上
    • 学科試験または実技試験の一部合格制度(最大2年間一部試験免除)がある。(最大2年間一部試験免除)

    FP技能士試験3級取得のためのお勧めの教材としてここでは『スッキリわかるFP技能士3級(TAC出版)』を取り上げてみました。

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